【スペック】種類:内装仕上塗材/成分:石灰・つのまた糊・麻スサ/内容量:25kg/缶/標準塗り厚:2mm〜3mm/標準散布面積:約10m²/缶/標準塗り付け量:2.5kg/m²
JAPAN漆喰は、日本国内有数の良質な石灰石を原料としています。
安政元年(1854年)から漆喰を製造する栃木県佐野市の石灰石鉱山で採掘された石灰石を伝統的な塩焼工法でじっくり長時間かけて焼成していきます。こうした石灰はより白く純度の高い強い漆喰になります。100%天然国産素材で、本物を追求したものが出来上がりました。
漆喰が持つ高い機能性を基盤に、現代建築に合ったマットな仕上がりと壁に表情をつくる滑らかで柔らかい塗り心地を追求。石灰・糊・すさという漆喰の原材料の他には何も加えない「本物の漆喰」です。
例えば、これらの悩みがたった一つ天然漆喰で解決できるとしたらいかがでしょうか?
「漆喰」は5,000年の歴史を持つ壁材であり、古墳の壁画に利用されるといった歴史と伝統のある素材です。
弊社の「ジャパン漆喰」は国内製造・100%天然素材にこだわり、
調湿、消臭、防火、抗菌といった漆喰の特徴をそのままに、
独自製法により“耐久性”と“現場での使いやすさ”を追求した他にはない製品です。
すべて天然素材由来の“本物の漆喰”は、夏は高温多湿・冬は寒く乾燥した日本の気候でも調湿、消臭、防火、抗菌の効果を発揮しいつでも快適に過ごせます。栃木県産の消石灰を主原料に100%天然素材から作られています。
予め水を混ぜているため、開封後に攪拌してそのままお使いいただけます。使いやすさと安定した品質を追求し、調合不要ですぐに使えるので現場で混ぜる手間が省け、時短となり、工期短縮効果も。
天然素材の漆喰なので、メンテナンスフリーの自浄作用で白い壁が続きます。こてムラがある仕上げで、日中は、すっきりしたシンプルモダンに。夜は光を受けて、陰影ある雰囲気を重視した室内空間を演出できます。
「漆喰」は表面の多孔性質のため「呼吸する壁」と呼ばれています。四季を通じて快適な湿度を保ち、塗り壁全体が呼吸することで、タバコの臭いや有害物質を吸着・分解し、室内の空気環境を清涼に保ちます。
「漆喰」の主原料である消石灰は強アルカリ性のため、殺菌効果があり、調湿性能とダブル効果でアレルギーの原因となるカビ・ダニの発生を防止。またホルムアルデヒドを吸着・分解、無害化する効果も期待されています。
原材料が無機物のため、火気に強く、高い防火性能を有し、不燃効果を発揮。現代の建築物には数多くの化学合成建材が使用されており、火災時にそれらから発生する有毒ガスによる被害が懸念されますが、しっくい壁は無機物ですから、ガスなどの発生も一切ありません。
栃木県から算出した純度の高い消石灰を主原料に、つのまた糊、麻スサを原材料とした100%天然素材から生まれた塗り壁材。 アレルギーの原因となるホルムアルデヒドはもちろんのことVOX(揮発性有機化合物)は、一切含まれておりませんので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心してご利用いただけます。
自宅でジンギスカンをした翌日、臭いがまったく残っていなかったのでビックリ。普段はあまり意識していませんでしたが、あらためて漆喰の消臭効果を感じました。
施工の際にあえて墨を混ぜて古びた雰囲気を出そうと思いましたが、漆喰の効果によって翌日きれいに白く戻ってしまいました…。施工はやり直しになりましたが、漆喰の性能の高さを感じました。
工務店さんに進められて、外壁に漆喰を塗りました。特に晴れた日はまぶしくて目が痛くなるほど、白さが目立ちます。汚れも目立たず、自慢のおうちになりました。
漆喰には抗菌・防カビ効果もあり機能性では申し分なく、見栄えも良いので使わせていただいています。
※あくまで個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
石灰・糊・すさの100%天然素材で江戸時代から独自の技術が育まれてきた漆喰。漆喰の変わらない製法と変化するアイデア。現代に伝えてきた技術と文化を生かしながら、「JAPAN漆喰」は現代建築に合わせて別注をかけた商品です。
製造を担う村樫石灰工業株式会社に、石灰石の採掘から製造、製造に至るまでの研究について、お話を伺いました。
JAPAN漆喰の製造元である村樫石灰工業が位置する栃木県葛生地区は、約2億5千年前の海中のサンゴなどが堆積してできた日本国内でも有数の良質な石灰石の地層があります。古くからその土地の特長を生かした漆喰の製造がはじまりました。
創業当時は建築用の漆喰を江戸へ販売することが多かったそうです。飛鳥時代には確立していたと考えられている日本の漆喰。白壁で美しく、防火・防湿性や丈夫さに優れていることから神社仏閣、城郭などで広く多用され、現在では東京駅など日本の主要な建築物に使用されている日本を代表する建材です。
漆喰の原材料の一つ、石灰石は日本で唯一自給可能な天然資源と言われています。ここでは自社鉱山から石灰岩を採掘。採掘作業は石灰製造の基盤、高い品質の石灰を出荷することは品質の高い漆喰の製造につながります。
採掘された石灰石を窯で焼く「焼成」という次の工程に移ります。漆喰に使用する石灰は「塩焼き」と呼ばれる伝統的な製法でつくられています。
炉の中に石灰石とコークス、そして少量の塩を入れて3-4日加熱しつづけることで生石灰の結晶が成長、また石灰石の不純物が揮発することで、より丈夫でより白い漆喰のもととなる高品質な石灰がつくられます。
「塩焼き」で石灰を焼成するのは現在、全国でも数社。職人たちの強い意志により、江戸時代から続く製法が引き継がれています。
JAPAN漆喰は、住宅や施設などのあらゆる建築に対応するため、ニーズがあるマットな風合いで壁に表情が出るデザイン性も備えています。
また、仕上がりパターンを表現しやすい滑らかで柔らかい塗り心地も追求しました。
漆喰そのものの機能性を生かしながらデザイン性と作業性に優れた、現代建築に使いやすい「JAPAN漆喰」が完成しました。
近年、漆喰の機能性が見直され、2019年版公共建築標準仕様書では「しっくい塗り仕上げ」が半世紀ぶりに復活。伝統的な工法を引き継ぎながら、これからの公共建築でさらなる活用が期待されています。一般住宅や公共施設での施工が増えているそうです。
「一部の内装に漆喰を塗ったお客様からは、漆喰の部屋は明るく、空気が清々しい雰囲気で他の部屋も塗っておけば良かった」という声もあります。
内装全てに漆喰をおすすめしたいですが、中でもおすすめなのは保育園など子どもたちが過ごす空間や、病院、介護施設など、人が集ってリラックスしてすごす時間がひつような場です。
殺菌、滅菌作用もあるので、性能の特性として向いています。本物の漆喰を、もっと日本全国のみなさんが体験してくれるのが、わたしたちの願いです。
2020年からJAPAN漆喰の導入は、他社との差別化だけなく、機能性やメンテナンスの面でも大きく効果を発揮するため、一般住宅や公共施設で次々と導入拡大しています!
漆喰の材料は石灰石という岩石を原材料としています。反対に珪藻土は珪藻という藻類の一種にあたる珪藻が粉末状になり、それに固めるための材料を混ぜて作られたものです。 性能として似ていると思われている2つですが、調湿効果のみを比べると珪藻土の方が性能は高いです。消臭性・抗菌性など機能性としては漆喰の方が優れています。
外壁用は別途ご用意しております。詳しくはお問合せください。
100%天然素材でできている漆喰なので着色ができません。白色のみのご用意となります。
住宅などの建築物自体の躯体の動きにより、入隅・出隅で割れが発生することもありますが、タッチアップ材で補修をすることが可能です。
地域によっては協力業者がいますので、ご紹介させていただきます。ご相談ください。
厚み3㎜を目安に施工をお願いします。施工要領書は別途ご用意しておりますので、お問合せください。
MKシート/MKプラスターというJAPAN漆喰用の下地材をご用意しております。下地を整えた上で攪拌した材料を塗ってください。
一般的なクロスの5倍ほどです。施工状況などによって価格は変動するので、お見積りが必要であればお問合せください。
リビングや寝室・子供部屋、ユーティリティ、トイレ、玄関回りなど様々な場所でご使用いただけます。特に臭いが気になるリビングやトイレなどは多く採用されております。