
こんにちは。
株式会社マーケティングハイ
web広告担当の臼田です。
御社ではwebサイトやランディングページのABテストを、
常に実施していますか?
あ、いきなりすみません笑
リスティングやFacebookなどのweb広告を出稿する上で、
ABテストなど何かしらのPDCA施策を実施することは欠かせません。
例えば、ランディングページではヘッドライン(キャッチコピー)のテストを、
実施するのが一般的ですが・・・。
最近ではヘッドライン(キャッチコピー)のテストだけでは、
反応が大きく変わらないので、
それ以外の部分でテストをすることも多くなってきました。
その内容について、
今回のメルマガでは主に伝えていきますね。
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あ、後、本題に入る前の余談ですが、
弊社のFacebookページをご存知ですか?
↓↓↓
https://www.facebook.com/marketinghigh.co.jp/
先日、あるコミュニティの集まりでFacebookページの運用について、
話をしたのですが・・・。
弊社がFacebookページを作って運用しているという事実を知っている方が、
非常に少なかったのでここで告知です笑
月3〜4回を目安に頻度よく更新していますし、
写真や図を用いたFacebookページだけの情報の公開もあります。
良かったらフォローしてくださいね。
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それでは本題に戻ります。
結果の差が出やすいテスト項目とは?
ヘッドライン(キャッチコピー)以外で、
結果の差が出やすいテスト箇所は、
フォーム回りのテキストです。
そこで、今回はフォーム回りのテキストを、
4つのバリエーションを作成してABテストしました。
ランディングページを持っていない人でも、
webサイトやブログでも簡単にできるテストですので、
ぜひ参考にして頂けたらと思います。
テスト結果を共有する前に、
今回検証した案件の詳細について共有しておきますね。
テスト条件
・期間:
5日間
・オファー
無料ウェブセミナーの視聴予約(メールアドレス登録)
・ビジネス内容
BtoC向け(一般消費者向け)の教育コンテンツ
・ターゲット
女性が9割
・年齢
40~50代
・デバイス
9割がモバイル端末(スマホやタブレットなど)
・広告メディア
→Facebook広告:15万円
→Instagram広告:3万円
計4バリエーションのテスト内容
それでは具体的なテスト内容を見ていきましょう。
フォーム周りの下記のテキストをテストしました。
計4バリエーションですね。
・セミナー初参加者へ事前に入門動画の無料プレゼントの記載
・今までのセミナーの累計参加人数の記載
・個人情報の取扱いについてテキストの作り込み
・メールアドレスの取扱いについてプライバシーポリシーのテキストの作り込み
実際のテキスト内容のキャプチャはコチラになります。
左上がオリジナル(大元のテキストです)
オリジナル含む5パターンあるので違いを見比べてみてください。
↓↓↓
どのコピーが一番になるか、
結果をご共有する前に考えてみて下さいね。
あなたのマーケッターとしての勘と経験、センスが試されます(笑)
ぜひ、すぐに結果を見るのではなく
一度自分で考えてみて下さい。
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ちなみに、余談ですが、
上記のあるテキストがFacebookでもInstagramでも、
一番という結果になりました。
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一番良かったテキストは分かりましたか?
それでは、テスト結果を共有します。
テキストを1行変えるだけでプラス50万円?
分かりづらい方もいるかもしれません。
テキストで補足をすると、
「メールアドレスの取扱いについてプライバシーポリシーのテキストの作り込み」が
一番の結果となりました。
テスト箇所がフォーム回りのテキストということもあり、
個人情報を守るSSLやプライバシーについての、
テキストのコンバージョン率が高かったです。
企業の情報漏洩などがニュースで報道されることの多い昨今。
個人情報を入力するのに抵抗のある方が多い、
という仮説を立てられるかもしれません。
また、広告メディア別ですとFacebook広告の場合は、
Facebookをビジネスで使われている人も多いので、
個人情報に対して寛容の方も多いです。
しかし、Instagramはビジネスで使われている方が、
Facebookよりも少なく、
メールアドレスを登録する広告をそこまで見受けないのもあり・・・。
個人情報を入力するのに抵抗がある方が多いのかもしれませんね。
このように、ちょっとしたテキストの修正テストでも、
新たな訴求内容が分かったり、
成約率を2~3%弱引き上げることができます。
ちょっとしたテキストのテストをマイクロコピーテストと呼ぶのですが、
マイクロコピーのABテストでは、
ヘッドライン(キャッチコピー)や本文のテキストを大きく変えなくても・・・。
テキスト内容を1行変えるだけで、
成約率は大きく変わります。
現に弊社でマイクロコピーテストを取り組んでいる案件でも、
成約率が2〜3%変わるだけでも・・・。
後々のセールスファネルを考えると、
30〜50万円のバックエンドの購入率が1〜2件増えました。
要約すると、1行テキストを変えるだけで売上が増えたことになります。
そう考えると細かいテストの重要性が変わってきますよね?笑
マイクロコピーのテストを、
試したことがなければ一度試してみて下さい。
特に、フォーム回りのテストはすぐに効果が出るので、
オススメです。